【iPhone4】iOS4.0.2→iOS4.0.xへのダウングレードの方法
iPhone4発売以来、iPhoneJB周辺がとても賑わいました。最新版のJBツールである『JailbreakMe』が今、出回っているiDeviceすべてに使用可能であり、今までのツールと違いiPhoneアプリのSafariから直接脱獄出来てしまう手軽さから、脱獄囚が増加したとかしないとか?
iPhone4発売からOSもiOS4.0→4.0.1→4.0.2と進化しています。
ユーザーにとってソフトウェアが最新にすることは安心感がある。しかし、JailBreaker(s)は違います。OSのアップデートもその都度と言っていいぐらいApple社は脱獄封じをしてくる。
まさに、最新の4.0.2はこの『JailbreakMe』を封じる事に成功した。
だから、これからiPhone4を購入しても脱獄は出来ません。
手渡された時点でOSは4.0.2になってしまいます。
おそらく、ショップに入荷時点ではOSは4.0.1が殆どだと思うが、ショップ側でアクティベート作業をされてしまうと4.0.2になってしまう。
ショップによっては、『アクティベート作業は自分でやりたい』などと申し出れば、未開封のまま渡してもらえるようです。
iPhone4購入予定者で脱獄目的なら早めに試してみる価値はありそうです。
前置きはこのぐらいにして、早速ダウングレード方法を解説して行きましょう。
ここでは、母艦がMac なおかつ CPUがPowerPC G5(G4,G3でも可能だと思いますが、機体がないので未確認です)での方法を記載してます。
* Intel Macについては下段に簡単にやり方を記載しているので、そちらを参照願います。
その前に、この方法ではiPhone4のSHSHがCydiaに保存(On File)されているか、TinyUmbrellaでLocalに保存されている事が大前提となります。ということは、JailBreak(脱獄)していなければ
CydiaのHOME画面上段に
SHSH: iOS 4.0, 4.0.1, 4.0.2, 4.1
などと表示されていれば、そのバージョンまでダウングレードが可能です。
または、TinyUmbellaでLocalにSHSHを保存してあれば、Umbrellaを使ってダウングレードできます。
僕はUmbrellaでLocal保存はしていないのでやり方が分かりません。方法はお調べ下さい。(最新のTinyUmbrellaがPPCに対応していない;泣)
これらがなければ、しばらく入獄生活をするしかありません。
前準備:
- hostsファイルへ【74.208.10.249 gs.apple.com】を追記。(ダウングレードには必須です。通常アップデートの際には消去するか、先頭に#を付けてCydiaに行かないようにしてください)
Mac /etc/hosts
Win C:Windows/System32/driver/etc/hosts
iTunesを立ち上げておいても良い。(iTunesの概要タブで”iPhoneの接続時にiTunesを開く”にチェックされていれば自動で立ち上がります)
1. iPhoneをDFUモードにします。
(スリープボタン+ホームボタン10秒間同時押し。(正確でなくても1〜1.5秒ズレても大丈夫のようです。)10秒たったらスリープボタンのみ離す。iTunesがリカバリーモードを見つけたらホームボタンを離す)
*iDeviceの画面が真っ暗ならDFUモード成功です。iTunes接続画面はリカバリーモードの為、失敗していますので、再チャレンジ。
2. デバイスでiPhone(名前がついていると思います)を選択。概要タブから復元作業に入ります。
Mac : option+復元
Win : Shift+復元
で、ダウングレードさせたい.ipswを選びます。
3. iTunesが復元を開始します。
4. しばらくすると、復元終了かと思いきやエラー【1004】を吐き出します。
iTunesへ接続の画面が出て、再度リカバリーモードになりますが構わず【OK】をクリック。
5. ここで、二世代前あたりのJBツール『blackra1n』を起動させます。
【make it ra1n】をクリック。JailBreakを楽しめ!的なダイアログが表示される。【OK】blackra1n終了
6. iPhoneを強制再起動させます。再起動すると、iTunesはアクティベート作業を行います。
これで、ダウングレード完了です。
その後は、【JailbreakMe】で満喫するなり、普通にiPhone Lifeを楽しむなりはあなた次第です。
【Intel Mac】ユーザーのダウングレード法!
復元作業までは、上記と同じ方法で大丈夫です。
iTunesがエラー1004 or 【1015】を吐いてから、使うツールが異なります。
ここでは、iRecovery(Mac) というツールを使います。ちなみに、Windows版はここから。
DownloadしたiRecoveryのzipを解凍して出来たフォルダをデスクトップなど分かりやすい位置に置きます。
ユーティリティからターミナルを起動。
cdと入力し半角スペースを一つ入れてください。
先ほど解凍したiRecoveryフォルダをターミナルへドラッグ&ドロップ。
そうすると、ターミナルには
****:~ User名$ cd /Users/User名/Desktop/irecovery と表示されていると思うのでreturnキー。(これはiRecoveryフォルダをデスクトップへ置いた場合の記載例)
次に、./iRecovery -s (-sとの間に半角スペースを入れる)すると、この画面になるはずです。(Windowsでは./は不要)
続けて、setenv auto-boot true (単語間は半角スペース) と入力し、return。
]の後に、saveenv と入力し、return。
]の後に、/exit と入力し、return。
Closing USB Connection…と表示されるので、一旦USBケーブルを抜き、電源ボタン長押し&フリックで電源を切ります。クルクルマークが消えたら、再度、電源を入れます。すると、iPhoneの画面がiTunesと接続の画面になるので、USBケーブルを接続してください。自動的にアクティベート作業を行います。